Year: 2007
Type: article
Study design: Case Report
Abstract: 背景.長期の経過を有する肺癌の報告は散見されるが,長期にわたりCTで経過観察された症例はまれである.症例.初診時55歳の男性.1990年,胸部CTにて右肺S1bに全体がすりガラス状陰影を呈する病変を指摘された.数ヶ月ごとにCTでの追跡が行われ,陰影は漸次増大した.3年5ヶ月間追跡された後,CT検査は中断した.2001年,胸部X線にて右上肺野の陰影を再び指摘された.CTでは右肺上葉に,以前の病変が増大したと考えられる径4 cmの陰影と,径2.5 cmの新しい陰影を認めた.両病変とも辺縁にすりガラス状陰影,中心部に充実性陰影を有していた.CTガイド下肺針生検にて腺癌の診断を得て,右肺上葉切除術,縦隔リンパ節郭清を施行した.いずれの病変も,辺縁部では腫瘍細胞が肺胞置換性に増殖し,中心部では浸潤性に増殖を示す高分化腺癌であった.結論.異型腺腫様過形成や野口分類type Aの細気管支肺胞上皮癌から浸潤癌への進展が,CT画像上で示唆される症例と考えられた.
Source: Haigan
Institutions: Chugoku Central Hospital, Fukuyama City Hospital
Language: English
Subfield: Pulmonary and Respiratory Medicine
Field: Medicine
Domain: Health Sciences
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W2065891809
