Year: 1987
Type: article
Abstract: 反復性, 突発性の激痛を主症状とする三叉神経痛の治療は, 主としてアルコールによる末梢枝での神経ブロック療法が用いられている。しかし末梢枝におけるアルコールブロックの有効期間は, 平均すると約15か月であり, 知覚麻痺の回復とともに再発する症例が多い。そこで, より効果的な神経ブロック法を確立する目的で, 組織に対して透過性が大きいNd-YAGレーザーの応用を考えた。本実験では口腔内の小切開孔から導光するという点から, 細い構造のレーザー用プローブの開発をおこなった。さらに客観的に神経ブロックの効果を判定するため, 刺激に対する感覚量の指標として絹いられている体性感覚誘発電位 (SEP) の測定を行い, アルコールによる神経ブロックと比較した。その結果ブロック直後よりP1,N1波はともに消失し経時的な変化はみられず, 神経切断後と欄様の波形を示した。またこれらの結果をもとにして, 三叉神経痛患者に対してレーザーブロック法を施行した臨床例の12症例においては昭稲62年6月の時点で最長効果持続期間は56ヵ月, 平均持続期間は23カ月であり, 三叉神経ブロック療法の一法としての有効性が判明した。
Source: Nippon Laser Igakkaishi
Authors: Yasushi IMAMURA, Masahito SUMITOMO, Hideki FURUYA
Institution: Nippon Dental University
Language: English
Subfield: Pathology and Forensic Medicine
Field: Medicine
Domain: Health Sciences
Open Access status: bronze
OpenAlex ID: W2313649705
