Work

A case of cutaneous malignant melanoma in a long-term hemodialysis patient.

Year: 1996
Type: article
Study design: Case Report
Abstract: 一般に血液透析患者の発癌率は高率であるといわれているが, 本邦では一般人口において皮膚腫瘍が少ないこともあり, 透析患者の皮膚腫瘍合併症例の報告は少ない. 今回, 我々は血液透析患者に発生した皮膚悪性黒色腫の1例を経験した. 症例は, 65歳女性, 導入後20年の維持透析患者である. 十数年前に左手第5指爪を負傷したが, その創瘢痕部の易出血性, 痛みが出現するようになり, 皮膚科にて悪性黒色腫と診断された. 第5指切断術, 腋窩リンパ節郭清術を施行したが, 腫瘍細胞は皮下組織に達しており, stage IIIであった. 悪性黒色腫に対しては一般に外科的切除に加え化学療法が施行されているが, 本例では, 術後, 肺炎, 脳内出血を併発し全身状態が不良であるため化学療法の施行に踏み切れずに経過している. 透析患者の増加, 高齢化とともに今後透析患者に化学療法を施行する機会は増えると予想されるが, 透析患者に対する化学療法は薬剤の薬物動態や透析率に関して不明な点が多く, 今後の課題であると考える.
Institution: Usui (Japan)
Language: English
Subfield: Oncology
Field: Medicine
Open Access status: bronze
OpenAlex ID: W2331828752
FWCI:
Cites: 5
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