Year: 1970
Type: article
Abstract: α-カルボニル型構造を有する針葉樹リグニンモデル化合物 (I~VII) の過酢酸 (PA) 酸化を行なった。生成物は, I が III' を, II が IV' をそれぞれ与えた以外は, 対応するフェノールエステル誘導体 (III'~ VII') であり, p-位に水酸基をもつモデル化合物 II については芳香核の開環が観察された。反応速度は I>II ≫ III >IV≒V >VI >VII の順であり, 側鎖構造の影響が著しかった。アカマツのジオキサンリグニンおよびそのジメチル硫酸メチル化リグニンの PA 酸化時の UV 吸収変化から, フェノール性水酸基のエーテル化により芳香核の開環がある程度妨げられても, α-カルボニル基を有する構造の Baeyer-Villiger 酸化はメチル化前と同様に, かなり速やかに進行していると推測された。
Authors: Kokki SAKAI, Ken-ichi KURODA, Sadakichi KISHIMOTO
Language: English
Topic: Lignin and Wood Chemistry
Subfield: Biomedical Engineering
Field: Engineering
Domain: Physical Sciences
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W2334686390
