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Year: 2008
Type: article
Abstract: 【目的】心電図上のQRS幅延長 (pQc) は, 心筋梗塞 (MI) 患者の予後規定因子とされている, 近年, 遅延造影MRI (LGE-MRI) が壊死心筋の定量的評価に活用されるようになった.本研究では, 前壁中隔心筋梗塞例においてpQcとLGE-MRIで計測される心筋壊死深達度との関連性を評価した.【方法】対象は急性前壁中隔心筋梗塞患者142例である.MRI検査が不可能と考えられた症例は除外した.MIの経過中に一過性にでも心電図でpQcが認められた患者をpQc+群まったく認められなかった患者をpQc一群とした.LGE-MRIによる心筋壊死深達度 (%) は乳頭筋レベルの短軸像で評価した.【結果】対象患者142例中27例でpQcが認められたが, このうち2例は梗塞発症前よりpQcが認められていたため, 評価から除外した.pQc+群 (n=25) の内訳は右脚ブロックが21例, 左脚ブロックが4例であった, LGE-MRIによる心筋壊死深達度は, pQc+群のほうが有意に高かった (95±11%vs, 80±21%, p<0.005) .【結語】前壁中隔心筋梗塞後のpQcとLGE-MRIで評価される心室中隔の心筋壊死深達度の間には有意な関連性があることが示され, pQcは梗塞の壁深達度を推察する手段になりえると考えられた.
Institution: Kyorin University
Language: Japanese
Field: Medicine
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W2511955681
FWCI:
Cites: 33
Cited by:
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