Work

Untitled

Year: 1981
Type: article
Abstract: ラット母獣の副腎萎縮,胎仔の副腎腫大を誘発する化合物である betamethasone 17,21-dipropionate の妊娠末期のラットおよびマウスにおける胎盤透過性について全身オートラジオグラフィーおよび液体シンチレーション計測により検討した.これら両種において,3H-bctamethasone 17,21-dipropionate あるいはその代謝物は胎盤を透過し胎仔に達し,母獣組織より低い濃度で分布した.ラットの胎仔副腎皮質には高い放射能の取り込みがみられた.3H-betamethasone 17,21-dipropionate および 3H-betamethasone 投与後のラット母獣,胎仔下垂体および脳領域への放射能の取り込みについて調べた.血漿中放射能濃度に対する脳中放射能濃度の比は母獣より胎仔で高かった.3H-betamethasone l7,21-dipropionate を投与したラット母獣においては,他の領域に比べ視床下部,中隔に有意に高い取り込みがあった.以上の結果は,betamethasone 17,21-dipropionate 投与によるラット胎仔副腎腫大が,胎盤を透過した化合物により誘発されることを示唆している.また,ラット母獣視床下部への放射能の取り込みは,視床下部—下垂体—副腎皮質系抑制作用との関連性を暗示している.
Institution: Shionogi (Japan)
Language: Japanese
Field: Medicine
Open Access status: bronze
OpenAlex ID: W2583837411
FWCI: 0.528
Cites:
Cited by: 2
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