Year: 2008
Type: article
Abstract: 腐生担子菌 Coprinu cinereus のセルロース分解時に特異的に発現する遺伝子を同定するため, Annealing Control Primer (ACP) システムに基づくディファレンシャルディスプレイ解析を試みた。C. cinereus をグルコースおよびセルロースをそれぞれ単一の炭素源とする培地で培養し, 得られた菌体から全RNA を抽出した。その後, それぞれの全RNA に対して, ACPを用いたRT-PCR を行い, 電気泳動上のバンド出現パターンを比較した。20種のプライマー対を用いて解析を行った結果, 10種のバンドがセルロース培養に特異的に出現した。各培養系における目的遺伝子の発現量を調べるために, 各バンドの塩基配列に特異的なプライマーを設計し, RT-PCR 分析を行った。その結果, 見いだされた全ての遺伝子がセルロース培養でより高い発現量を呈した。見いだされた遺伝子配列をデータベース解析に供したところ, セルロース培養において発現が促進される遺伝子には, 糖代謝関連タンパク質や多糖分解酵素のみならず, シトクロムP450やレトロトランスポゾン関連タンパク質, G タンパク質共役受容体など, 様々な機能を有するタンパク質が存在していた。
Source: MOKUZAI HOZON (Wood Protection)
DOI: 10.5990/jwpa.34.269
Authors: Makoto YOSHIDA, Yuji NAKADA, Satoshi KANEKO, Kiyoharu FUKUDA
Language: English
Subfield: Molecular Biology
Domain: Life Sciences
SDG: Zero hunger
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W436101966
