Human monoclonal anti-human IL-17A antibody (Secukinumab)
Year: 2024
Type: article
Abstract: セクキヌマブは,遺伝子組み換え技術により作成されたヒト型抗ヒトinterleukin(IL)-17Aモノクローナル抗体で,IL-17AのホモダイマーまたはIL-17A/Fのヘテロダイマーと結合し,受容体への結合を阻害することによりその活性を中和する.IL-17は炎症性サイトカインやケモカイン産生,好中球の活性化や遊走を誘導することによって自己免疫疾患発症に関わっていると考えられている.ディスバイオーシスにより樹状細胞などの自然免疫系細胞が刺激されるとIL-23分泌が起こり,IL-23/IL-17軸と呼ばれるカスケードが活性化して獲得免疫系の活性化が起こる.皮膚・骨/関節・眼で機械的刺激が加わると,炎症細胞が遊走して,局所での炎症・組織障害・組織修復としての組織増生という特徴的な病態を呈する.このような病像を示す疾患に,脊椎関節炎およびその類縁疾患があり,セクキヌマブは乾癬(乾癬性関節炎を含む),強直性脊椎炎,X線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎に対する有効性が確認されている.本邦でも2022年に6歳以上の乾癬に対して適応追加となっており,製剤の特徴や国内外の現状について紹介する.
Author: Nami Okamoto
Language: English
Subfield: Immunology
Field: Immunology and Microbiology
Domain: Life Sciences
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W4405589269
