Estimation of kinematic history of the faults by fault geometry, composite planar fabric, and stress inversion analysis: Case study of the Yunodake Fault that was active during the 2011 Fukushima-ken Hamadori earthquake
Year: 2024
Type: article
Abstract: 断層破砕帯には多様な姿勢の剪断面が形成されている.それらの周囲に発達した複合面構造から各剪断面の剪断センスを推定できるが,それらが同じ活動ステージ(応力)で形成されたものか否かは識別ができない.本研究ではこの課題を解決するために,断層幾何学,複合面構造の観察,応力逆解析を組み合わせて,湯ノ岳断層の運動と応力の履歴解明を試みた.結果としてStage Iの正断層系,Stage IIの逆断層系,Stage IIIの正断層系の3つの運動ステージが復元され,先行研究と整合的な結果が得られた.また,異なる地点の破砕帯の観察・解析から推定した運動ステージ(応力)には類似性があり,断層主部から端部にかけて経験した運動ステージ(応力)が少なくなる傾向が見られた.これらの成果は,破砕帯には過去の運動による構造が保持されており,本手法の適用によって断層の運動と応力の履歴を復元し,比較検討が可能なことを意味する.
Author: Toru Sakai
Institutions: Waseda University, J-Power (Japan)
Language: English
Subfield: Geophysics
Field: Earth and Planetary Sciences
Domain: Physical Sciences
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W4405840401
