Work

A Case of Pseudolymphoma Related to Squaric acid Dibutylester(SADBE)

Year: 2025
Type: article
Study design: Case Report
Abstract: 50 歳,男性。頤部の脱毛斑に対しエキシマライトで治療されるも脱毛斑が新生したため,局所免疫療法に変更する方針となり,右上腕内側に 2% squaric acid dibutylester(SADBE)で感作した。感作から 3 カ月が経過しても SADBE 感作部位の皮疹が消退せず,近医を受診した。近医受診時,右上腕内側の SADBE 感作部位に一致して小指頭大の隆起性紅色結節を認め,その近傍に小指頭大の紅斑を 2 つ伴っていた。いずれの病変もステロイド外用で治療を行い,紅斑は消失したものの結節は残存したため部分生検を施行した。その後,約 3 カ月間ステロイド外用を継続し結節は消退したものの,外用を中止後数日で紅色局面が再燃したため,結節を全切除した。部分生検の検体の病理組織像では,真皮全層の血管周囲に稠密なリンパ球浸潤があり,上層から中層では結節状に分布していた。一方,全切除の検体では,真皮全層と皮下脂肪組織の一部でリンパ球が密に浸潤し結節状や巣状に分布し,リンパ濾胞様構造を伴っていた。2 度とも偽リンパ腫の所見であったが,両者を比較すると後者の方が CD20 陽性の B 細胞の割合が高く,濾胞の形成も目立っており,T 細胞と B 細胞の割合が変化していた。SADBE 感作部位に偽リンパ腫を生じた報告例は少ないが,ステロイド外用や局注,内服では難治であることが多く,外科的切除が確実な治療法と考えられた。
Authors: Kumi UCHIMURA, Takashi ANAN, Yuuki SUGAWARA
Language: English
Subfield: Dermatology
Field: Medicine
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W4408057034
FWCI:
Cites: 7
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