Status and Issues Regarding the Implementation of a 12-lead Electrocardiogram During Medical Checkups for Individuals Aged 75 Years and Older in Japan
Year: 2025
Type: article
Study design: Observational Study
Abstract: 【はじめに】わが国の75歳以上の高齢者を対象とした後期高齢者健診では,心電図検査は実施が望ましいと医師が判断した対象者にのみ実施される項目であり,全員に実施される必須項目ではない.75歳以上の高齢者に対する心房細動スクリーニングは脳梗塞発症等の減少に寄与する可能性があり,後期高齢者健診における心電図検査の積極的実施が有効であることが期待される.しかし,わが国の後期高齢者健診における心電図検査実施状況は不明であり,実施状況と脳梗塞発症および心房細動の診断との関係も不明である.【対象と方法】各都道府県の後期高齢者健診における心電図検査実施状況を調査した.実施状況と75歳以上の脳梗塞入院患者数および心房細動等アブレーション件数との関係を検討した.【結果】多くの都道府県では,心電図検査が実施されているのは後期高齢者全体のうち,ごく一部であった.心電図検査が実施されている割合が高い都道府県ほど,75歳以上の脳梗塞入院患者数が少なく,心房細動等アブレーション件数が多かった.【結語】後期高齢者健診における心電図検査の必須項目化は,心房細動新規診断数を増やし,早期治療介入を通じて脳梗塞の発症抑制に寄与する可能性がある.
DOI: 10.5105/jse.45.15
Authors: Hiroki Sato, Naohiko Takahashi
Institution: Oita University
Language: English
Field: Medicine
Domain: Health Sciences
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W4408962881
