Can University Students who Aspire to Become Science Teachers Evaluate Measurement Results with Accuracy and Precision?
Year: 2025
Type: article
Abstract: 本研究は,理科教員を目指す大学生が測定結果の適切性をどのような概念に基づき評価するかを明らかにした。科学的測定においては「正確さ」と「精密さ」という2つの基本的概念が重要であるが,学習者がこれらを十分に獲得できていないことが指摘されていた。本研究では大学生23名を対象に測定を実施し,その結果の適切性について評価させた。その結果,91.3%の学生が測定値と真値の相違を理由に「失敗」と判断した。しかし,指導者から「精密さ」に関する問題提起がなされた後には,91.3%の学生が測定を「成功」と再評価し,そのうちの81.0%が測定値の分布に着目していた。また,2ヶ月後に実施した再調査でも約70%の学生には「精密さ」の概念が定着していた。科学的測定の適切性の評価には「正確さ」だけでなく多面的な評価が必要であり,今後の理科教育において科学的測定の基本的概念をどのように扱い,獲得させていくかについての基礎的資料となる結果を得た。
DOI: 10.11639/sjst.24062
Author: Ieyasu Takimoto
Institution: Utsunomiya University
Language: English
Subfield: Education
Field: Social Sciences
Domain: Social Sciences
SDG: Quality education
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W4408978432
