Influence of Testing Environments on the Marine Biodegradation Behavior of Poly(glycolic acid) Films
Year: 2025
Type: article
Abstract: ISO(International Organization for Standardization)やASTM(American Society for Testing and Materials)などで制定されたプラスチック材料の海洋生分解性試験法には,フィールドで実施する「実海域試験」と,海洋環境を模擬したラボ環境で実施する「ラボ試験」がある.これら二つの試験法の環境要因は異なるものの,評価対象のプラスチック材料が試験環境によらず同じ分解メカニズムで生分解されることが理想である.しかしラボ試験では,試験容器内で海水を入れ替えることなく数か月にわたって使用することが多いため,微生物を含めた海水のコンディションの変化がプラスチック材料の分解メカニズムに影響を与えることが懸念される.そこで本研究では,ポリグリコール酸(PGA)フィルムを対象に約半年間のラボ試験及び実海域試験を実施し,回収した分解残渣の分析から,試験環境による分解メカニズムの相違を検討した.その結果,ラボ試験・実海域試験いずれにおいても,PGAフィルムは非晶領域で優先的に進行する非酵素的な加水分解によりバルク侵食されており,分解メカニズムには差異は認められなかった.
Source: BUNSEKI KAGAKU
Authors: Mami TANAKA, Shin SANO, Satoshi MORIKUBO, Yu OKU, Naoki KANAYAMA, Akihiro OISHI, Hideaki HAGIHARA, Masahiro KAWAGUCHI
Language: English
Subfield: Biomaterials
Field: Materials Science
Domain: Physical Sciences
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W4411078795
