Year: 2025
Type: article
Abstract: 地球温暖化による平均気温の上昇により,ブドウ果実の日焼けが増加することが懸念されている.しかし,‘巨峰’における日焼けの発生条件は明確となっていないため,発生条件の明確化,効果的な対策法の検証を目的に試験を実施した.恒温機による加温処理を行い,果房表面温度が39.1~40.0°Cから日焼け,42.5°Cから小果梗褐変の症状が再現され,これらの症状が高温障害であると考えられた.また,着色始期付近を境に日焼け果および小果梗褐変の発生率が低下し,高温に対する耐性の向上が確認された.ほ場での対策では,果房表面温度が上昇することにより高温障害が発生し,特に47.5°C以上のような極端な高温となる条件で高温障害の発生が増加すると考えられた.従って,笠資材の設置やLAIの上昇による果房表面温度の上昇抑制が発生防止に効果的であると示された.
Source: Horticultural Research (Japan)
DOI: 10.2503/hrj.24.177
Authors: Daisuke Azuma, Takeshi Yamamoto, Toshiya Otake, Yoshiyuki Uebayashi, Mitsuru Banno
Institution: Aichi Agricultural Research Center
Language: English
Subfield: Plant Science
Domain: Life Sciences
SDG: Zero hunger
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W4411768325
