Contribution of Geography to Landscape Policy in Italy: Discussion on the Case of the Landscape Planning in Friuli Venezia Giulia Region
Year: 2025
Type: article
Abstract: イタリアにおけるランドスケープ政策への地理学の寄与について,フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州のランドスケープ計画を事例とし,その策定のために地理学者がいかなる知見を提供したかを検討した.調査の中心は,同計画の立案業務を受託したウディネ大学の専門家チームへのインタビュー,並びに計画文書とそれに関連する学術的生産物の分析である.調査の結果,地理学者を中心とするチームは,文化遺産の保護に重きを置くイタリアの制度文化から大きく踏み出し,欧州ランドスケープ条約を拠りどころに地域の全域を対象とする将来志向の計画を編み出したこと,また,基礎自治体を巻き込んだ市民参加プロセスを通じて,州の計画にローカルレベルの豊かな経験知が取り込まれたことが明らかになった.ランドスケープ研究に関わる多様な専門知の統合において,総合的な人文社会科学としての地理学の強みが発揮されたことも特筆に値する.
Source: E-journal GEO
DOI: 10.4157/ejgeo.20.203
Author: TAKENAKA Katsuyuki
Institution: Aichi Prefectural University
Language: English
Subfield: Cultural Studies
Field: Social Sciences
Domain: Social Sciences
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W4412565428
