Two Cases of Tracheal Stenosis after Tracheotomy
Year: 2025
Type: article
Study design: Case Report
Abstract: 気管切開術後の気管狭窄は晩期合併症として注意すべき病態だが,比較的稀なためその臨床的特徴について広く認識されるに至らない。今回われわれは気管切開孔閉鎖後に遅発性に気管狭窄を生じた2例を経験したため臨床的特徴とともに報告した。2例はPS不良という共通点があったが,文献からも気管切開術後に気管狭窄をきたす症例ではPS不良のことが多いとされている。PS不良例では活動性が低いため気管狭窄があっても呼吸困難を自覚しにくいことに注意が必要である。治療方針の決定では自覚症状だけでなくCT検査などの客観的評価も重視するべきである。遅発性に気管狭窄を生じた原因を術中所見から検討した。症例1は肥満とケロイド体質が原因と考えられ,症例2は原因不明の甲状腺腫大が原因と考えられた。治療方法ではいずれも気管開窓を行った。症例1はtrough法で開窓した。症例2は局所麻酔下にて頸部伸展できず甲状腺腫大が著明であったことから輪状軟骨鉗除を併用した気管切開術を行い,安全に気管を開窓し狭窄部を解除することができた。気管切開術後の気管狭窄に対する治療は原因や全身状態によって異なるため症例に応じて検討することが重要である。
DOI: 10.2468/jbes.76.222
Authors: Taimei Egashira, Hitoshi Akazawa, Miki Nagai
Institutions: Sakai Municipal Hospital, The University of Osaka
Language: English
Subfield: Pulmonary and Respiratory Medicine
Field: Medicine
Domain: Health Sciences
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W4413235860
