Year: 2025
Type: article
Study design: Case Report
Abstract: 量的嗅覚障害を伴わない自発性異嗅症の中には, 鉤回発作も潜んでいるが, 本邦で鉤回発作の報告は乏しい. 今回われわれは鉤回発作による自発性異嗅症の症例を経験したので, 報告する. 症例は29歳女性. 誘引なく煙のにおいを感じたため, 当院を受診した. 基準嗅力検査では認知域値が1. 2であった. 脳波検査では側頭葉由来と思われる棘波を認めていたこともあり, 鉤回発作が疑われた. 他院の脳神経内科へ紹介となり, カルバマゼピンを投与すことにより, 自発的異嗅症はほぼ消失した. 自覚的に量的嗅覚障害を伴わない自発性異嗅症患者の診療においては, 鉤回発作等の可能性も念頭に置くことが重要であると考えられた.
Institutions: Sakai Municipal Hospital, The University of Osaka
Language: English
Subfield: Sensory Systems
Field: Neuroscience
Domain: Life Sciences
Open Access status: bronze
OpenAlex ID: W4413864794
