Work

A Historical Study on the Establishment of Injera Cooking in the Shoa Region, Ethiopia

Year: 2024
Type: article
Abstract: イネ科の穀類テフ(Eragrostis tef)を主な原料とする酸味のある平焼きパンであるインジェラは,しばしば「エチオピアを代表する食べ物」と称される。現在見られるインジェラは「液状生地を焙烙に円形になるように回し入れる」方法でつくられているが,1840年代半ばにはこの方法は導入されていなかった。本稿では,エチオピア中央部のショア地方において,現在見られるインジェラがつくられるようになった時期を検討した。主な結論は次のとおりである。(1)1840年代半ばから1870年代後半までの間に,エチオピアのキリスト教徒居住地において,「液状生地でつくられる平焼きパン」の厚みが増すという現象が生じた。この変化は1880年前後にショア地方で観察された「液状生地を焙烙に注いだ後,焙烙とふたを濡らした布で覆う」方法の導入の結果であった可能性が高い。(2)ショア地方において「液状生地でつくられる平焼きパン」の調理に「液状生地を焙烙に円形になるように回し入れる」方法が導入されたのは1879年から1898年までの間であった。同地方では1882年から1886年までの間に「液状生地でつくられる平焼きパン」の調理方法が変化した形跡があり,この時に「液状生地を焙烙に円形になるように回し入れる」方法が導入された可能性もある。
Language: English
Subfield: Food Science
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W4414118399
FWCI: 0.393
Cites: 1
Cited by: 2
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