Work

Renal Vascular Hypertension Improved by Revascularization of Iliac Artery Stenosis after Renal Transplantation

Year: 2025
Type: article
Study design: Case Report
Abstract: 症例は58歳男性.蛋白尿を契機に13歳時に慢性糸球体腎炎と診断された.徐々に腎機能が低下し,26歳で血液透析導入となった.38歳で生体腎移植を施行された.3年前より右下肢間歇性跛行を認めていたが,跛行症状の増悪を認めたため当科紹介となった.造影CTで右総腸骨動脈全長と右総大腿動脈に高度石灰化に伴う高度狭窄を認め,間歇性跛行の原因と考えられた.また,移植腎動脈は右外腸骨動脈に吻合されていた.入院時,降圧薬内服中にもかかわらず著明な高血圧を認めたため,血漿レニン濃度を測定したところ126 pg/mlと上昇していた.後方視的には約1年前よりクレアチニン値の上昇も認めていた.移植腎動脈吻合部より中枢の総腸骨動脈狭窄により移植腎血流低下をきたし,腎血管性高血圧と移植腎機能低下も併発していると考えられた.血行再建として右総大腿動脈血栓内膜摘除術・両側総腸骨動脈ステントグラフト留置術を施行した結果,間歇性跛行の改善とともにレニン濃度の低下・高血圧症の改善・クレアチニン値の改善も得られた.腎移植患者において移植腎機能低下が疑われる場合,中枢動脈の狭窄病変も鑑別として考慮すべきと考えられたため,文献的考察を加えて報告する.
Institution: Mita Hospital
Language: English
Field: Medicine
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W4414495282
FWCI:
Cites: 7
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