Year: 2025
Type: article
Study design: Case Report
Abstract: 背景.肺癌や転移性肺腫瘍に対するラジオ波焼灼術の適応基準は,外科的治療が困難なもの,外科的治療による根治性が期待できないものとする施設が多い.一方で除外基準においては,出血傾向にある,重度の心肺機能不全者である,病変が肺門部に近接する,といった基準が設けられていることが多い.それらの中にはステロイドの投与に関する厳密な記載は含まれていない.症例.71歳の男性,顕微鏡的多発血管炎の精査,加療目的に入院となった.ステロイドと免疫抑制剤を併用した寛解導入療法が開始された.偶発的に発見された右下葉の非小細胞肺癌に対して,放射線科へラジオ波焼灼術を依頼した.実施の際に処置を要さない気胸を認め,経過観察としていた.ラジオ波焼灼術の施行から10日目に気胸の再発を認め,胸腔ドレナージを開始した.合計2回の胸膜癒着療法後,気胸の発症から17日目にリークの停止が確認され,退院となった.以降は再燃を認めず2か月が経過している.結論.肺癌や転移性肺腫瘍に対するラジオ波焼灼術の合併症として,気胸は高い頻度で生じることが知られている.ステロイドの内服に伴い気胸の発症率が上昇する可能性があり,症例の蓄積が必要と考えた.
Source: Haigan
Institution: Kanazawa Medical University
Language: English
Subfield: Pulmonary and Respiratory Medicine
Field: Medicine
Domain: Health Sciences
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W4415715259
