Year: 2024
Type: article
Abstract: 本研究ではレーヨンを安価で大量に作製し,レーヨン袋をレジ袋の代替品としプラスチックごみを減らす目的で,廃棄される雑草からのレーヨン合成を試みた結果,シロツメクサから銅アンモニアレーヨンの作製に成功した.乾燥シロツメクサからアルカリ処理により作製した粗セルロース1 gをシュバイツァー試薬に溶解させ,2 mol/L硫酸中に押し出して繊維を作製した.原料をシュバイツァー試薬と混合する時間が重要であり,最適値は10分で,2時間を超えると繊維の生成が確認されなかった.グルコースを加えることで2時間でも繊維ができたため,混合時間が長いとセルロース錯体が空気中の酸素により酸化分解されたと考えられる.本研究では雑草からの銅アンモニアレーヨンの合成に成功し,雑草を原料とすることで安価で大量にレーヨンが作製できることが示唆された.
Source: KAGAKU TO SEIBUTSU
Language: English
Subfield: Biomaterials
Field: Materials Science
Domain: Physical Sciences
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W4415752677
