Year: 2025
Type: article
Study design: Case Report
Abstract: 【はじめに】肋骨骨折は日常診療でしばしば遭遇する骨折であるが,重症外傷例を除くと保存療法が主でその経過について問題とされることはない.しかし近年海外では肋骨骨折後の偽関節に対し手術を行った報告が増加しており,本邦でも治療が必要であった症例があったことが推測される.今回我々は転位のない肋骨骨折が偽関節となり観血的治療を行った1例を経験したので報告する.【症例と経過】70歳代男性,転倒した際に側胸部を打撲し近医にて転位のない肋骨骨折を指摘され保存治療を受けた.半年たっても痛みが継続しているため加療目的に当院紹介となった.画像上右9-11肋骨の偽関節を認め,全身麻酔下に自家骨移植併用の偽関節手術を行った.術後痛みは軽減し,術後半年で骨癒合も得られた.【考察】本邦での外傷後の肋骨偽関節に対する観血的治療は渉猟しうる範囲では報告がなく,その適応や手術方法についても不確かな部分が多い為,文献的考察も加え報告する.
Source: Orthopedics & Traumatology
Institutions: Nagasaki University Hospital, Nagasaki University
Language: English
Subfield: Surgery
Field: Medicine
Domain: Health Sciences
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W4415974644
