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化膿性胸鎖関節炎の治療経験

Year: 2025
Type: article
Study design: Case Report
Abstract: 当院で早期手術加療を選択した化膿性胸鎖関節炎の4例を報告する.平均年齢86.3歳,発症から当科初診までは平均8.5日,手術までは平均10.3日であった.全例,発熱と胸鎖関節に発赤・腫脹を認め,血液検査で炎症反応の上昇がみられた.全例MRIで胸鎖関節に関節液貯留と周囲軟部組織の輝度変化を認め,2例は縦隔内に炎症の波及がみられた.関節穿刺は4例中3例がdry tapであったが,化膿性胸鎖関節炎を疑い早期手術を選択した.手術は洗浄デブリドマンを施行し,術中検体からは緑膿菌,黄色ブドウ球菌,耐性表皮ブドウ球菌,MRSAがそれぞれ検出された.術後は感受性のある抗生剤投与と持続ドレナージにより,全例感染の鎮静化が得られた.化膿性胸鎖関節炎は易感染性宿主に多く発症し,胸腔や縦隔内に膿瘍が波及すると治療に難渋する.今回,早期診断と治療目的に手術を選択したことで,全例確定診断と起炎菌の同定が得られ,重症化せず臨床経過は良好であった.
Language: English
Subfield: Surgery
Field: Medicine
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W4415974948
FWCI:
Cites: 4
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