Year: 2025
Type: article
Study design: Observational Study
Abstract: 【はじめに】当院で治療を行った小児上腕骨顆上骨折の神経血管障害について調査し,肘関節前方展開を中心とした観血的治療の必要性について検討した.【方法】2014年12月~2024年4月までに当院で手術を行った小児上腕骨顆上骨折のうち神経血管障害を合併した13例を対象とした.男児6例,女児7例,手術時平均年齢は8.1歳(2~14歳)であった.これらの症例について手術所見,X線学的評価,術後機能障害の有無および合併症について検討した.【結果】神経障害を合併した症例(5例)は術後全例で回復した.血管障害を合併した症例(12例)については大部分で前方展開が行われており,重篤な後遺症が残存した症例はなかった.X線所見では全例で骨癒合を認め,術後合併症として尺骨神経障害を1例で認めたが神経剥離を追加し改善した.【考察】Volkmann拘縮や医原性の障害を避けるためには,血管障害が疑われる場合は前方展開を行った方が無難であると考えられた.
Source: Orthopedics & Traumatology
Institution: Fukuoka University
Language: English
Subfield: Rehabilitation
Field: Medicine
Domain: Health Sciences
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W4415975000
