Work

骨接合困難な肘頭骨折再転位例に対して長掌筋腱を用いて上腕三頭筋腱の再建を行った1例

Year: 2025
Type: article
Study design: Case Report
Abstract: 肘頭骨折に対する内固定法はTension band wiring(以下TBW)法やanatomical locking plate固定が選択される.しかし,近位骨片が薄い例や,粉砕が強い場合には十分な固定性が得られず術後に再転位する例や,内固定が難しい例がある.今回我々は,骨接合困難であった肘頭骨折再転位例に対して長掌筋腱を用いて上腕三頭筋腱の再建を行った1例を経験したので報告する.症例は65歳女性,階段から転落し受傷した.右肘頭骨折Mayo分類typeⅡBの診断となりTBWを用いた内固定術を施行した.術後,骨折部が破綻,解剖学的整復は困難と判断し長掌筋腱を用いて上腕三頭筋腱再建を行った.再術後3か月で,肘関節可動域は良好,肘関節伸展筋力はMMT5,JOAスコア100点と経過良好であった.接合困難な肘頭骨折に対して長掌筋腱を用いた上腕三頭筋腱再建術は有用と考えられた.
Language: English
Subfield: Rehabilitation
Field: Medicine
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W4415975005
FWCI:
Cites: 4
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