Year: 2025
Type: article
Study design: Case Report
Abstract: 【背景】低エネルギー外傷による大腿動脈損傷に対してGolden hourを過ぎて血行再建し救肢した1例を経験したので報告する.【症例】78歳,女性.自宅で転倒し受傷,6時間後に前医へ救急搬送され右大腿骨骨幹部骨折と診断した.足背動脈を触知できず,造影CT像にて骨折部で大腿動脈の血流途絶を認め,速やかに当院へ搬送された.受傷後12時間で血行再建を終え,ICUに入室した.受傷3日目に大腿骨逆行性髄内釘による骨接合を施行した.同日より再灌流障害による急性腎障害を認めたため透析を開始した.17日後に透析から離脱した.術後2週より患肢への全荷重を許可し,術後6ヶ月の現在,短期成績は良好である.【考察】虚血後再灌流障害は必発と考え切断も考慮される症例である.しかしながら軽微な外傷でも血流評価を怠らず,迅速に高次機関に搬送されたこと,また適切な術後管理により,救肢および全身合併症からの回復が可能であったと考える.
Source: Orthopedics & Traumatology
Language: English
Subfield: Pulmonary and Respiratory Medicine
Field: Medicine
Domain: Health Sciences
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W4415975011
