Year: 2025
Type: article
Study design: Case Report
Abstract: 17歳,男性.左股関節痛を誘因なく自覚した.38.0度の発熱,疼痛回避性跛行があり,血液検査ではWBC 16,060/μL,CRP 6.18mg/dLで化膿性股関節炎が疑われ受診した.股関節単純X線像で,骨浸食像や関節裂隙の狭小化はなく,MRIの拡散強調画像で化膿性股関節炎を疑う拡散制限はなかった.股関節穿刺で関節液は黄色混濁,細胞数87,600/μL,糖19mg/dLであったが,塗抹染色標本で菌を認めなかった.化膿性股関節炎は否定できず,CEZ 3g/日を7日間点滴投与,その後CCL 750mg/日を3日間内服した.発症10日で症状,血液検査は改善し自宅退院となった.関節液の培養検査では菌の検出はなかった.発症2ヶ月後には疼痛は消失し,各検査でも異常所見はなかった.本症例は関節症状に先行する明らかな感染兆候はなかったが,前医受診時に発熱があり,何らかの先行感染があった可能性は残った.緒検査で化膿性関節炎や関節リウマチも否定的であり,反応性関節炎の可能性が高いと考えられた.
Source: Orthopedics & Traumatology
Institution: Oita University
Language: English
Subfield: Surgery
Field: Medicine
Domain: Health Sciences
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W4415975014
