Recurrent atypical psychosis triggered by two consecutive postpartum periods: A Case Report
Year: 2025
Type: article
Abstract: 【背景】非定型精神病は、満田によって提唱され、急性・一過性かつ意識障害を含む多様な精神症状を呈し、3か月以内に病前機能へ回復することを特徴とする。出産後に非定型精神病を呈した症例報告はこれまでに3報存在するが、複数の出産後に同疾患を繰り返した例は報告されていない。 【症例】症例は30歳代女性である。22歳時および25歳時に急激に妄想、幻視、健忘などの精神病症状が出現し、短期間で寛解し、病前の社会生活機能まで回復した。その後、第1子(29歳時)および第2子(34歳時)出産直後に夢幻様状態、視覚変容、幻視、作為体験、被害念慮、興奮などの症状を呈し、2 週間以内に寛解に至った。 【結論】本症例において認められた精神病エピソードは、統合失調症や双極性障害の診断基準には合致せず、非定型精神病と診断した。本症例における2回の出産後に非定型精神病を繰り返したとの経過は、性ホルモン動態が非定型精神病の病因に関与することを支持するものであると考えられた。非定型精神病の寛解期における薬物療法の適否および妊娠・出産期における再発リスク評価と早期介入に関しては、今後症例を集積して再検討する必要があると考えられた。
DOI: 10.15022/0002001583
Authors: 佐藤, 文佳, 白田, 稔則, 齋藤, 裕介, 山口, 裕子, 石井, 玄樹, 鈴木, 昭仁
Language: English
Field: Medicine
Domain: Health Sciences
Open Access status: green
OpenAlex ID: W7077673900
FWCI:
Cites:
Cited by:
Related to:
