Year: 2024
Type: article
Abstract: スポーツを行う女性における重大な健康問題として,「スポーツにおける相対的エネルギー不足(REDs)」が挙げられる.REDsはトップアスリートだけでなく,部活動を行う中高校生にも健康障害やパフォーマンス低下を引き起こす.国際オリンピック委員会は2023年にREDsを再定義し,利用可能エネルギー不足による生理的・心理的な機能低下とそれにともなうパフォーマンス低下の関連性を指摘している.REDsの予防には教育による正しい知識の提供が有効であり,アスリートのみならず指導者や保護者にも情報を共有する必要がある.REDsの治療は,食事によるエネルギー摂取量の増加が重要であり,特に糖質を含む食品からのエネルギー摂取が推奨されているが,最適な食事介入はまだ確立されておらず,症状の改善には課題が残る.医学分野のみならず,運動生理学やスポーツ栄養学の専門家と連携し,包括的にアプローチを行うことが必要である.
Source: Nihon Naika Gakkai Zasshi
Author: Mikako Sunaga
Institution: Nippon Sport Science University
Language: English
Subfield: Clinical Psychology
Field: Psychology
Domain: Social Sciences
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W7104561118
