Year: 2024
Type: article
Abstract: HPV(ヒトパピローマウイルス)のうち粘膜型は子宮頸がん,肛門がん,中咽頭がんなどの原因ウイルスで,毎年全世界で70万人以上がHPV関連がん(90%が子宮頸がん)を発症し,罹患者は全がんの5%以上を占めている.HPVワクチンはHPV感染予防のためのワクチンで,日本では子宮頸がん予防目的に,性的活動期前の女性を対象に2009年に国内承認,2013年から定期接種化している.しかし定期接種化した同年には多彩な症状を呈した事例などの検証のため接種勧奨中止となり,以後約8年余りの積極的勧奨差し控え期間を経て2022年から勧奨が再開され,同時に一時的に差し控えられていた間に定期接種対象であったキャッチアップ世代にも2024年度末まで無料接種が進められている.同時に全国にHPV感染症の予防接種に関する相談支援・医療体制強化のための地域ブロック拠点病院事業が整備され自治体,医療機関などと連携して支援体制が整っている.
Source: Nihon Naika Gakkai Zasshi
Authors: Yuka Yamagishi, Hiroshige Mikamo
Institutions: Kōchi University, Aichi Medical University
Language: English
Subfield: Epidemiology
Field: Medicine
Domain: Health Sciences
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W7104563706
