Work

Tectonics of the Northernmost Segment of the Itoigawa–Shizuoka Tectonic Line: Insights from the Yokokawa Fault

Year: 2025
Type: article
Abstract: 新潟・長野地域を通過する糸魚川–静岡構造線沿いの露頭では,多数の断層が観察される.共通してNE–SW~NNE–SSW走向・E傾斜を示し,左横ずれ正断層,左横ずれ断層,右横ずれ断層の運動が認められる.左横ずれ正断層は左横ずれ断層によって,左横ずれ断層は右横ずれ断層によって,各々切断される.また,カタクレーサイト内部には黄鉄鉱やドロマイトの鉱物脈が注入し,これらを断層が切断する.断層と鉱物脈を形成した応力場を多重逆解法で求め,その変遷と形成順序に基づき,中新統以降の西南日本のテクトニクスとの対比を行った.カタクレーサイトや鉱物脈の形成は,16–15 Maのフォッサマグナ地域を沈降させるNNW–SSE方向の引張と同時期に生じたと考えられる.左横ずれ正断層運動は,16–7 Maのある時期に起こったフォッサマグナ地域のさらなる沈降で生じた.左横ずれ断層は,6–3 Ma頃のフィリピン海プレートの収束に伴う可能性がある.右横ずれ断層は2 Ma頃のアムールプレートの東進に伴って形成された.
Authors: Hibiki Chiba, Keita Takahashi, Kenta Kobayashi
Language: English
Subfield: Geophysics
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W7105577032
FWCI:
Cites: 20
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