Right-Sided Infective Endocarditis with Jet Lesion-Induced Right Ventricular Vegetations Associated with Ventricular Septal Defect
Year: 2025
Type: article
Study design: Case Report
Abstract: 右室自由壁に限局する右心系感染性心内膜炎(RSIE)は稀であり,手術での疣腫摘出の報告は少ない.今回,心室中隔欠損症(VSD)に起因して右室自由壁に疣腫を生じたRSIEに対して,適切な治療タイミングでの外科的治療により良好な転帰を得た1例を経験したので報告する.症例は30歳女性.出生直後よりVSDを指摘されていたが,未治療で経過観察とされていた.今回は心因性多飲による水中毒で意識障害をきたし救急搬送された.入院時に高度の低Na血症に加えて炎症反応の上昇を認めたため,CT検査を施行し,肺の多発性浸潤影から肺炎が疑われた.入院後,血液培養からStreptococcus mitisが検出され,心エコー検査でVSDの短絡血流のjet lesionに一致する右室自由壁に可動性のある疣腫を認めたため,RSIEと診断された.つづいて施行した造影CT検査では両肺動脈に造影欠損を認めたため,敗血症性肺塞栓症(SPE)を合併していると判断された.IEの既往はVSD閉鎖の手術適応であり,抗菌薬治療により炎症所見は改善傾向であったものの,肺野に軽微な新規浸潤影の出現も認めたため,この時点で待機的に手術を施行する方針とした.手術では右室自由壁に限局した疣腫を摘出し,VSDはePTFEパッチで閉鎖した.また,術中に発見された心房中隔欠損も併せて縫合閉鎖した.摘出標本は病理検査で感染性疣腫と診断された.術後の内服治療の期間も含め,総計8週間の抗菌薬治療をもって終了した.術後経過は良好で,術後3カ月後の時点で再発を認めていない.
DOI: 10.4326/jjcvs.54.267
Authors: Kohei Kitamura, Daiki Sakurai, Yutaro Tanigawa, Takayuki Saito
Institution: Kariya Toyota General Hospital
Language: English
Subfield: Epidemiology
Field: Medicine
Domain: Health Sciences
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W7107968515
