Work

Characteristics of Travel-related Infectious Diseases and the Measures

Year: 2025
Type: article
Study design: Observational Study
Abstract: 2019年12月中国で初めて報告された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は瞬く間に世界中に拡散した.COVID-19はその後も流行を繰り返し,我が国の海外渡航者および訪日外国人旅行者数は激減したが,ワクチンの普及,治療薬の開発等によりCOVID-19による死亡者数は減少し海外渡航の状況は回復しつつある.COVID-19流行時には行動制限を含めた厳格な感染対策によりヒト―ヒト感染する他の感染性疾患の減少がみられたが,感染対策の緩和に加え海外渡航者の増加に伴い,今後は渡航関連感染症の増加に留意する必要がある.久留米大学病院では2008年から2023年の間に178例の渡航関連感染症に対応しているが,その内訳は狂犬病のリスクを伴う動物咬傷47例,旅行者下痢症36例,急性上気道炎21例,デング熱13例,インフルエンザ12例,マラリア7例の順に多く,デング熱は13例中12例が東南アジア渡航後,マラリアは7例中5例がアフリカ渡航後に発症しており,感染症の発生頻度は渡航先によって異なっている.本稿では渡航関連感染症の状況を示し,現在の問題点と今後の課題について解説する.
Institution: Kurume University
Language: English
Field: Medicine
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W7128482399
FWCI:
Cites: 3
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