Work

Electronic Solvation Structure of Electrolytes for Lithium-Ion Batteries Probed by Far-Ultraviolet Spectroscopy

Year: 2026
Type: article
Abstract: 本稿では,減衰全反射型遠紫外(ATR-FUV)分光法を核とし,量子化学計算や分子動力学シミュレーション,多変量解析を組み合わせることで実現した,リチウムイオン電池用電解液の溶媒和構造と電子状態研究についてまとめた.有機電解液では,溶媒分子がリチウムイオンに配位することで生じる吸収帯の変化をとらえ,濃度に応じた構造変化や高濃度でのカウンターアニオンが関与したコンタクトイオンぺの形成を明らかにした.イオン液体系では,アニオンやカチオンの内部励起,及び両者間の電子移動に由来する吸収を系統的に観測し,計算結果と対応づけた.さらに,構造的第一溶媒和圏を超えて電子的影響が及ぶ範囲を定量化し,従来法では得られなかった知見を提示した.このアプローチは,電解液の分子レベル設計や次世代蓄電デバイス開発の指針となる分析基盤として期待できる.
Institution: Rikkyo University
Language: English
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W7128910361
FWCI:
Cites: 25
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