Work

Quantitative Determination of Total Fluorine in Separation Materials and Consumer Products by Instrumental Neutron Activation Analysis

Year: 2026
Type: article
Abstract: 本研究では,機器中性子放射化分析(Instrumental Neutron Activation Analysis, INAA)を用いて,実験用器材及び日用品に含まれる全フッ素量(Total Fluorine, TF)を非破壊で定量した.INAAは熱中性子照射によって生成する20Fの壊変γ線(1633 keV)を測定する手法であり,試料前処理を要せず多様な化学形態のフッ素を網羅的に分析できる.本研究では,短半減期核種に対応するため繰り返し照射法を採用し,検出限界を0.2 μgまで向上させ,46mScを内部標準とすることで検量線の直線性及び分析精度が向上した.実験用器材13種と日用品12種を対象に測定を行い,市販の撥水スプレー処理紙や食品包装材,化粧品に高い濃度のフッ素が検出された一方で,ファーストフード包装紙からは検出されなかった.INAAは製品中の全フッ素量を迅速かつ網羅的に評価できる有効な手法であり,今後,LC-MS/MSターゲット分析など他のフッ素化合物関連分析手法との併用により,より包括的な評価体系の構築に貢献することが期待される.
Language: English
Subfield: Radiation
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W7128912851
FWCI:
Cites: 8
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