Year: 2025
Type: article
Abstract: に アルミニウムとその合金において,水素は鋳造工程で材料 中に侵入し,ポロシティやブリスターのような欠陥の原因に なるとともに,合金系によっては機械的特性の劣化,いわゆ る水素脆化(Hydrogen Embrittlement:HE)が生じることが知 られている 1) 3) 。2000系(Al-Cu (-Mg) )および7000系(Al-Zn-Mg (-Cu) )合金は時効硬化により高強度を示すが,応力腐食 割れ(Stress Corrosion Cracking:SCC)感受性が高いことが知 られている 4), 5) 。SCC の亀裂進展機構は合金系により異なっ ているものと考えられており,2000 系合金では陽極溶解, 7000 系合金では HE が支配的な役割を果たしているとされ る 4), 5) 。アルミニウム合金のさらなる高強度化を達成するた めには耐 SCC 特性や耐 HE 特性の確保が必須であり,そのた めには基礎的にアルミニウム中の水素挙動を明らかにするこ とや耐 HE 特性の評価が必要である。 アルミニウム合金の耐 HE 特性を簡便に評価する手法とし て,湿潤大気(Humid Air:HA)中での低ひずみ速度引張 (Slow Strain Rate Tensile:SSRT)試験が用いられている。
DOI: 10.2464/jilm.75.513
Author: Toshiaki MANAKA
Institution: National Institute of Technology, Niihama College
Language: English
Subfield: Metals and Alloys
Field: Materials Science
Domain: Physical Sciences
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W7128934848
