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機械的胸部圧迫装置を併用した心肺蘇生処置後に肝損傷を認めた2例(Two cases of liver injury after cardiopulmonary resuscitation with a mechanical chest compression device)

Year: 2026
Type: article
Study design: Case Report
Abstract: 要旨 【背景】 近年,心肺蘇生の場面では用手的胸骨圧迫に加えて機械的胸部圧迫装置(mechanical chest compression device: MCCD)を使用する機会が増加している。いずれも稀に肝損傷を来すとされ,特にextracorporeal membrane oxygenation(ECMO)管理等での抗凝固薬使用は出血を助長させることがある。MCCDを併用した胸骨圧迫下にvenoarterial(VA)ECMOを導入し,後に肝損傷を認めた症例を2例経験した。 【症例】 1例目は70歳代の女性,2例目は50歳代の男性。いずれも用手的胸骨圧迫とMCCDを併用し,MCCDは血管造影検査台上で装着していた。2例とも貧血の進行から腹部超音波や腹部CT検査を行い,肝損傷の診断に至ったが,輸血による保存的治療を行い神経学的予後は良好だった。 【結語】 血管造影室の検査台上でのMCCD装着は,肝損傷につながる可能性がある。また,抗血栓療法や抗凝固療法によって出血が助長される可能性があるため,血管造影室の検査台上でMCCDの装着を行った症例では,ベッドサイドでの頻回な超音波検査等による慎重な経過観察を行い,臓器損傷の早期発見に努めることが重要である。
Language: English
Field: Medicine
Open Access status: bronze
OpenAlex ID: W7204893183
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Cites: 6
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