Work

サウナ浴による熱ストレスがヒトの精子形成に及ぼす影響について

Year: 2023
Type: article
Abstract: は,5人のボラン ティアを対象に,温度85℃,湿度10%未満のサウナに 20分間入るという治験を行い,総精子数はサウナ曝露 後1-5週間の期間にわたって60-70%減少したと報 告した.この研究においても,統計的分析は行われて いなかった.Jochenhouvel F. et al(1990) 5) は,10人の ボランティアを対象に,温度88℃,湿度15%未満のサ ウナに12分間入るという治験を行い,陰嚢温度は平均 37.5℃(範囲36.0-40.5℃)に上昇したことを報告した.6人のボランティアを対象に,温度82℃、湿度15 -18%のサウナに1日3回入る(平均曝露時間58分間) という治験では,平均陰嚢温度は41.8℃(範囲37.6-42.0℃)に上昇したというデータを報告した.SaikhunJ. et al(2002) 6) は,正常精液所見を有する8人のボラ ンティア男性(年齢22歳-53歳,平均30歳)を対象に, 温度80-90℃のサウナに1日30分間入るという治験を 2週間以上にわたって行った.その結果,陰嚢温度はサ ウナ曝露により有意に(p<0.005)上昇し,その平均上昇温度は2.4℃であった.精液量,精子数,精子運動率、精子奇形率および精子侵入検査(sperm penetration assay:SPA)の平均値は,対応する対照群と比較して統 計的に有意差を認めなかった.しかし,コンピュータ 支援精子分析(computer-assisted sperm analysis:CASA) を 使 用 し た 評 価 に よ れ ば, 平 均 経 路 速 度(average path velocity:VAP) , 曲 線 速 度(curvilinear velocity: VCL) , 頭 部 側 方 偏 位 の 振 幅(amplitude of lateral head displacement:ALH)は有意な(p<0.01)
Author: 竹内, 薫
Language: Japanese
Field: Medicine
Open Access status: green
OpenAlex ID: W7208563836
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