Year: 2026
Type: article
Abstract: 本稿では,走査透過電子顕微鏡(STEM)を基盤とする局所電磁場定量観察法,tilt-scan averaged differential phase contrast (tDPC) STEM法の原理と有用性を概説するとともに,これを用いたイットリア安定化ジルコニア(YSZ)粒界における空間電荷層の直接観察について紹介する.tDPC STEMにより,従来は回折コントラストの影響で観察が困難であった結晶界面近傍の局所電場分布を可視化し,元素偏析との相関解析が可能となった.さらに,YSZ粒界では,粒界方位と粒界コア構造の違いに応じて空間電荷層の形成が大きく異なることを示した.
Source: Denki Kagaku
Institution: The University of Tokyo
Language: English
Subfield: Structural Biology
Domain: Life Sciences
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W7208771536
