Year: 2026
Type: article
Study design: Case Report
Abstract: 【背景】Adult spinal deformity(ASD)に対する固定術は,total hip arthroplasty(THA)後の脱臼リスク因子である.脊椎固定により脊椎骨盤可動性が制限されることで,インプラントがsafe zone内であっても機能的なカップ設置角の不適合が生じるためである.当院で経験した,脊椎固定術後にTHA脱臼を来した2症例を報告する.【症例報告】74歳男性(L2-腸骨固定術後)と70歳女性(Th9-腸骨固定術後).両症例とも初回のTHAは後方アプローチで施行され,カップ設置はsafe zone内であった.反復する脱臼に対し,インプラントの設置角度は変更せず,Dual Mobility Cup(DMC)へ変更する再置換術を施行した.術後,再脱臼を認めず良好に経過している.【考察】ASD術後では座位・立位に伴う骨盤傾斜の代償機構が消失するため,従来のsafe zone内であってもインピンジメントや脱臼が生じやすい.可動域が広く脱臼抵抗力の強いDMCへの変更は有効な治療手段である.【結論】ASD術後のTHA脱臼に対し,DMCを用いることで良好な治療成績を得た.
Source: Orthopedics & Traumatology
Language: English
Subfield: Surgery
Field: Medicine
Domain: Health Sciences
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W7214148484
