Year: 2000
Type: article
Abstract: HI ROTO KuBOT ANI1 F a c u l t yo fE n g i n e e r i n g , Ka n a g a W aU n i v e r s i t y ,Y o k o h a ma2 2 1 -8 6 8 6 ,J a p a n 非線形性が強い力学系では、古典軌道が不安定 とな り、カオス現象が現れ る。この性質に より、非線形 性は、エルゴー ド性や不可逆性の起源など統計力学の基礎 との関係か ら注 目されている。しか し、この よ うな考え方は、古典系でのみ正当であ り、量子系-自然に拡張 されない と考えられ る。 とい うの も、量子 系では不確定性 関係のため、軌道 とい う概念 を元 々持 ちに くい上、状態を記述する波動関数が細かい位相 空間構造 を創れないか らである。最近にな り、古典極限で カオスになる系に少数の振動子 ( 冗長な自由度) を接触 させ ることに より、量子系であって も、( 厳密な意味でないにして も)カオス的な振舞をさせ られ る ことが分か って きた。本発表では、冗長な 自由度に よって表面化 した擬似 カオス性 を動力学的な観点か ら 解析するため、d eBr o g l i e -B o h m 流の量子力学の解釈に伴 う量子軌道を用いて視覚化す ることを提案する。 また、本研究の動機 となった量子宇宙論 との関係 も適宜紹介する。
Authors: Hiroto Kubotani, ヒロト クボタニ
Language: English
Subfield: Atomic and Molecular Physics, and Optics
Field: Physics and Astronomy
Domain: Physical Sciences
Open Access status: green
OpenAlex ID: W1016374232
