Work

The Temporal Correspondence between Archaeological Chronology and Environmental Changes in the Final Pleistocene in Eastern Honshu Island

Year: 2005
Type: article
Abstract: 更新世終末期における自然環境の著しい変動の過程で,人類活動がどのように変化してきたかを議論するためには,環境史と考古学的相対編年との時間的対応関係を整理することが必要不可欠となる.本稿では,放射性炭素年代を使用した考古学的研究の問題を整理した上で,本州島東半部を対象に約24,000~11,000cal BPにおける環境史と考古学的相対編年の関係を明らかにした.関東平野や中部高地の当該期の考古編年は,おおよそナイフ形石器群後半,尖頭器石器群,細石刃石器群,無文土器+神子柴・長者久保系石器群,隆起線文土器群,爪形文・多縄文土器群,撚糸文土器群に区分される.較正曲線CalPal_2004_Janを用いた場合,それぞれ較正年代で約2.3~2.0万年前,約2.1~1.9万年前,約1.8(2.0?)~1.5万年前,約1.7~1.5万年前,約1.5(1.6?)~1.4(1.3?)万年前,約1.35~1.15万年前,1.1万年前以降に位置づけられる.環境史的な意味での大きな変化は,隆起線文土器群と撚糸文土器群の段階に対応する.自然環境の変化と考古学的編年の両者の時間的対比は,1,000年オーダーでの大局的位置づけであるが,当該期における考古学的枠組みと環境史との対応関係の確立は,当該期の考古学研究におけるきわめて重要な課題である.
Language: English
Subfield: Paleontology
Open Access status: bronze
OpenAlex ID: W1980606549
FWCI: 0.288
Cites: 15
Cited by: 8
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