Effects of Agar Administration on the Defecation and Fecal Condition of Healthy Volunteers.
Year: 2000
Type: article
Abstract: 本論文の目的は, 排便回数, 排便量及び便性における, 寒天のみからなる食物繊維の摂取の効果を検討することである。被験者は, 健常成人19人 (19~52歳) と健常女子大学生60人 (20~22歳) である。被験者は, 本試験用に特別に調整された, 寒天のみでつくられた麺 (寒天麺) と, 健常成人では市販されている即席麺であるサイリウム種皮を配合した麺 (サイリウム麺) を, また, 女子大学生では市販のカップ麺を対照食として摂取した。その結果は以下のとおりである。1) 健常成人において, 寒天麺非摂取期と比較して寒天麺摂取期では, 1週間当たりの排便回数と排便量が有意に増加した (p<0.01)。また, 同期間サイリウム麺を摂取した時と比較して, 寒天麺を摂取することで, 排便回数と排便量は顕著に増加した (p<0.05)。2) 健常な女子大学生において, 排便回数と排便量は, 寒天非摂取時と比べて摂取期で顕著に増加した (p<0.001)。また, 市販のカップ麺摂取と比較して, 寒天麺を摂取することにより排便回数と便量は顕著に増加した(p<0.001)。3) 便性において, 寒天麺を摂取することにより, 便の色は黒色から褐色へ変化し, 便の匂いは減少する傾向がみられた。便の固さは, 硬いものから軟らかいものへ変化し, 形はバナナ状であり, 被験者は排便の過程が良好であると感じた。4) 寒天麺摂取により, 数人の被験者は軽度の腹部膨満感を感じたが, 一過性のものであった。これらの結果より, 健常成人においては寒天麺の摂取により, 排便回数及び排便量が増え, 便性が改善されることが明らかになった。
Institutions: INA FOOD Industry Co., Ltd. (Japan), Fuji Women's University
Language: English
Subfield: Nutrition and Dietetics
Field: Nursing
Domain: Health Sciences
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W2013017184
