Year: 1991
Type: article
Study design: Case Report
Abstract: 通院困難で, 長時間の透析に耐えられない糖尿病患者は週2回, 3時間透析を施行し長期間の良好な臨床結果が得られたので報告する.QB=180, QD=500 (AM 150M), C-urea 147ml/minの4時間透析より, QB=300, QD=750 (F80), C-urea 245ml/minの3時間透析とし, 不均衡症候群の予防のため, 透析開始時Na 155より終了時に140mEq/lに徐々に低下させるsodium gradient methodを用いた.透析間 (67 hours) における蓄尿成績では, 尿中urea, creatinine, Piなどの排泄は殆どなく残腎機能は無視しえた. 血液濾過法を用いた体液量の測定ではurea space 55%と算出され, 4時間透析でのurea index 1.21, 3時間透析では1.52と算出され, 尿素窒素に関しては十分な透析がなされていると考えられ, 長期的にもBUNの上昇は見られず, 他の小分子量物質の上昇も見られなかった.K, 無機リンの補正も十分で, pH, HCO3-の補正も適切で電解質異常, 酸塩基平衡の是正も十分であった. 透析低血圧の頻度も変わらず, 体重増加, CTRも変化が見られなかった. 長期的にも, 貧血の進行もなく, PTHに変化なく骨代謝などにも悪影響は見られなかった.糖尿病性腎症患者においても症例により透析時間のある程度の短縮は可能であり, 今回長期に短時間透析を施行し得た貴重な症例として報告した.
Authors: Hiroshi Nagai, Kazushi Asano, Shinichi Ueno, Ken Gotou, Shinsuke Shinohara, Noriaki Matsui
Institution: Tsuchiura Kyodo General Hospital
Language: English
Subfield: Nephrology
Field: Medicine
Domain: Health Sciences
Open Access status: bronze
OpenAlex ID: W2323907618
