Year: 1982
Type: article
Study design: Observational Study
Abstract: 尿流量測定は下部尿路通過障害に対する診断および術後評価に有用な検査法である. われわれは排尿障害をしめした174名の患者よりDISA 14F-41尿流量計により256の尿流量曲線を得た. それを5つのパターンに分類した (I-正常型, II-左山型, III-右山型, IV-波状型, V-平担型).それら5つのパターンについて6つの尿流量曲線のパラメータにつき分析し, さらに下部尿路通過障害をしめす疾患との関連性について検討した.1) 排尿量平均値はパターンI, II, IIIは200ml以上であつたがパターンIV, Vでは220ml以下であった. しかし残尿量はパターンI, II, IIIに比較しIV, Vで大であつた.2)最大尿流量率および平均尿流量率はパターンIで正常範囲であつたが, 他の4つのパターンでは正常値以下であつた.3) 排尿量, 最大尿流量率および排尿時間はパターンIIとIIIとの間に有意差は認められなかつたが残尿量および最大排尿率までの時間にはパターンIIIにおいてパターンIIに比べ5%の危険率で有意に大であつた.4)前立腺肥大症例より60の尿流量曲線が得られた. 35 (58.3%) がパターンII, 12 (20%) がパターン V, 9 (15%) がパターンIII, 3 (5%) がパターンI, 1 (1.7%) がパターンIVであつた.5) 術後 (被膜下前立腺摘除ないしTUR-P) の尿流量曲線ではパターンIIが最高頻度であつた.6) 前立腺癌患者から得られた尿流量曲線5例は全てパターンIIをしめした.7) 神経因性膀胱患者から41例得られた. 14 (34%) はパターンIVをしめした. detrusor-extemal sphincter dyssynergia の存在する患者ではほとんどがパターンIVをしめした.
Source: The Japanese Journal of Urology
Institutions: Tokyo Rosai Hospital, Saitama Medical University
Language: Japanese
Subfield: Urology
Field: Medicine
Domain: Health Sciences
Open Access status: bronze
OpenAlex ID: W2425600183
