Year: 2003
Type: article
Abstract: 都市部で大地震が発生すると、同時多発的に火災が発生し、通常の消防力では対応しきれず、一部の放任火災が市街地火災へ進展する可能性がある。市街地火災の延焼防止策や指定避難場所等の安全性を検討するためには、市街地火災性状を把握しておくことが重要であることに論を待たない。この市街地火災性状に関する被害を軽減することを目的とし、これまで研究が実施され、市街地火災の被害予測モデルも提案されている。しかし、それらモデルは実火災事例の調査等から得られた統計を参考にした経験的知見に重きをおき構築されたものが大半を占める。このような背景には、物理的観点から市街地の延焼拡大メカニズムが十分に解明されていないことが一要因となっている。特に市街地火災性状は外気風に大きく影響を受けるため、外気風の状況と火災性状との関連性を正しく捉えておくことが重要となるが、これまでそのような観点から系統だった研究はほとんど見られない。そこで本稿では、上述した課題を踏まえ、有風下における建物周囲の火炎性状、ならびに熱気流性状に関するモデルの構築を目的とし実験を実施した。
Institutions: Tokyo University of Science, Building Research Institute
Language: English
Subfield: Safety, Risk, Reliability and Quality
Field: Engineering
Domain: Physical Sciences
Open Access status: diamond
OpenAlex ID: W4205175751
